一眼
「花の美しい一瞬を残しておきたい…」と出会いデジタル一眼レフカメラ。
一番の魅力は、背景を“ぼかす”ことができることです。このボケによって、
写真の雰囲気が変わり、表現力もアップします。
しかし、私が主宰する「リビングフォト」の
セミナーに訪れる女性の大半は、「一眼レフカメラさえ買えば、
背景を美しくぼかせると思ったのに、使い方がわからなくて…」と、
口をそろえておっしゃいます。背景を美しくぼかすには、
一眼レフのような大きな画像センサーは必須ですが、
もうひとつ大事なのがレンズの中にある「絞り」と呼ばれる窓のような部分を
どれだけ開けて撮るかということ。絞りを開けるほど、背景がぼけます。
心地良いぼけ感をコントロールするためには失敗を恐れず「脱フルオート」。
「絞り優先モード」に設定します。ダイアルを回し、花はF2.0で撮り、
前後のF値で試してみましょう。
背景をぼかすことによって、画面がシンプルに整理され、
撮りたいものやテーマをより強調することができます。
今話題のミラーレスカメラと言われるコンパクトな一眼レフのデジタルカメラでも、
簡単にぼけを作ることができるので、ぜひ試してみてください。
写真撮影は「光の反射」を捉える作業。
だからどんな光のもとで撮るのかはとても重要。特に花は、
「自然光」が一番美しく写ります。窓際に花を置いて、
レースのカーテンを引き、やわらかい太陽の光のもとで写真を撮りましょう。
室内の照明は必ず消します。光の質も大切ですが、光を当てる向きにも気をつけましょう。
肉眼では正面から光を当てたほうが美しく見えますが、
なぜだか写真にすると花や食べ物は立体感がないように撮れてしまいます。
さらに表情を引き出すには窓に向ってカメラを構え、「逆光」で撮りましょう。
もう一つ大切なポイントは、窓に白いレースのカーテンを引くこと。
光が拡散されて、影がふんわりとします。
ブラインドは光の筋が気になって撮影が難しくなります。
その場合はブラインドを開けて、レースの布を窓に張り付けて代用します。
特別な機材は一切必要ありません。カーテンと白い紙さえあれば設備の整った
スタジオでなくても、リビングですてきな写真が撮れるのです。